あなたは何犬?

あなたは何犬?犬種別で見る性格診断!

あなたはシュナウザー? ☆穏やかですが見知らぬ人には用心深い?

シュナウザーとはドイツ語で「口ひげ」という意味。その名の通り立派な口ひげをたくわえたこの犬は
19世紀末のドイツで誕生した比較的新しい犬種です。
古くから厩舎の番犬やネズミ捕りに使われていたスタンダード・シュナウザーを小型化すべく、アーフェン・ピンシャーと交配させたといわれています。
プードルの血を加えた可能性もあり、当初は粗毛のミニチュア・ピンシャーと説明されていました。
犬によって形やサイズ、タイプ、毛質がまちまちだったため、スタンダード・シュナウザーの特徴を備えた
小型犬を作るには大変な苦労があったようです。
作出後は主に農場で飼育され、ネズミ捕り犬や番犬として活躍しました。
非常に頭がよく、飼い主の気持ちや言葉をよく理解します。自己主張が強く、
大胆で怖いもの知らずな面もありますが、テリアの中では穏やかなほうです。警戒心が強く、見知らぬ人には用心深く接します。
初めての人には☆☆☆(5段階)しつけやすさ☆☆☆

健康管理
抜け毛や体臭が少ないので室内飼育にぴったり。ただし警戒心が強いので無駄吠えには真剣なしつけが必要です。
寂しがりやなので、留守がちな家庭にはお勧めできません。被毛が密生しているため、高温多湿が苦手です。
夏季は温度管理をして過ごしやすくしてあげましょう。
ミニチュア・シュナウザーは膀胱や腎臓、尿道に結石ができやすい傾向があります。
毎日のトイレの様子をよく観察し、尿の量が少ない・出ない、尿に血が混じるなど、いつもと違う様子が看られたら、すぐに動物病院へ。

耳中には毛が多く、蒸れやすいので垂れ耳の場合は外耳炎にも注意が必要。
また尿道結石を予防するために、日ごろから水分を多く摂取させることが大切です。
尿路疾患に配慮した専用フードを利用するのもいいでしょう。

しつけ
自己主張が強く、やや頑固な面もありますが、甘やかさず毅然とした態度で接しましょう。
ひとりでいることが苦手で、長い間放っておくとストレスから攻撃的になったり、極端に臆病になることも。
スキンシップを大切にし、おおらかに育てましょう。

子犬期 click to collapse contents

全世代共通のストレスサイン
① あくびを繰り返す。② 体を舐め続ける。③ 体を掻き続ける。④ 落ち着きがなく歩き回る。


<0歳~1歳ごろ> かまいすぎると腸炎に!
母犬や兄弟犬から離され、全く別の環境で暮らすことになります。ここですでに大きなストレスを受けています。
その新しい家で、小さなお子様などが力を加減せずにかまいすぎるとさらに大きなストレスを与えてしまいます。
一方で生後数か月のうちに長時間のお留守番をさせるなど、かまわなすぎることもまたストレスになります。

では何に気を付け、どう接すれば良いのでしょうか?
胃炎(嘔吐)…突然のストレスに見舞われると自律神経が乱れ、胃の動きをコントロールできなくなります。
腸炎(下痢)…ストレスを感じると腸内細菌のバランスが乱れて悪玉菌が増え、下痢を引き起こします。
心の病…かまわれすぎない状態が続くと自分の尾を追い続けたり、噛み続けたりと一定の行動を執拗に行い続けます。

ストレスをためない工夫
①見守りつつ、かまいすぎない。人間の赤ちゃんと同様と考えるとわかりやすいかと。
自由に遊ばせ、必要に応じて手を貸しましょう。
これは成犬においても同じことが言えます。いろんな経験を積まずに成犬になると、
怖がりになったりして逆にストレスを感じやすい犬になってしまいます。
愛犬は飼い主様の表情などをよく見て感じています。神経質にならず、おおらかな気持ちで育てましょう。

成犬期 click to expand contents

シニア期 click to expand contents

アクセスの詳細はこちら